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天気と株価の関係、東京は20日連続の雨で日経平均が下落基調

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天気と株価の関係

2017年8月は東京で20日連続雨が降り、期待されてたレジャー産業への影響が出はじまている。「天気と株価の関係」とりわけ話題になるのは「天気が悪いと株価が下がる」という話を耳にすることが多いが、本当だろうか?

下記の日経平均株価チャート(日経平均2017年6月~8月22日)を見ると、8月から株価下落が加速したことがわかる。

天気と株価の関係

冷夏は小売業、繊維、食品、サービス業の株価に影響

気象庁によると8月は西日本で気温が平年より高いが、西日本、東日本とも降水量が多く日照時間が少ない「冷夏」の影響が出はじめている。野菜価格の上昇、夏休みといえば子供たちとスイミングプールだが、雨、気温、日照時間の影響で客足が期待されていたよりも低いと報じられている。

天気が悪いと株価が下落するか関係は、一般論的に天候不順は経済活動にネガティブに作用することから考えられているようだ。アパレル衣料業界では中長期天気予報を重要視している、冷夏では夏物衣料の売れ行きが遅く数量も減ってしまうが、生産と仕入れは春の段階で済ましておかなければならないために、天候不順が売れ残り在庫の発生、逆に天候が予想よりも良く品不足で商機を損失してしまうこともある。

野村證券レポートは過去の例を取り上げている、1993年冷夏(7月~9月)衣料販売、繊維業界、飲料、乳業、食品加工の売り上げ低迷となり、インスタント食品、即席めん、冷凍食品、パンが堅調、公益も冷夏で需要不振となり10月~12月期は衣料消費低迷、繊維が不振継続、そして食品の減速が強くなったという。

2003年冷夏(7月~9月)では、食品(種類、飲料、加工食品)、外食サービス、小売りスーパー、が下方修正して、エアコン販売が低迷、台風の影響で個人向けサービスの入園者数が影響を受け、10月~12月期も食品、サービス、小売りが下方修正と2四半期に渡って影響が出ていることがわかっている。

冷夏と株価の関係は、こうした業種の株価がアンダーパフォームの傾向が見られており、4月を起点とすると約半年間もの間に株価低迷した。小売業の株価が食料品、繊維製品の株価よりも先に回復したというデータが残っている。

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コード 銘柄 レーティング 目標株価
SMBC日興 9831 ヤマダ電機 1 2 730 600
2398 ツクイ 2 2 750 800
4189 KHネオケム 1 1 3,080 3,220
4768 大塚商会 1 1 7,700 7,800
6028 テクノプロHD 2 2 4,400 4,900
8964 フロンティア不 2 2 590,000
野村證券 6845 アズビル Buy Buy 4,600 5,100
6645 オムロン Buy Buy 5,700 7,000
6861 キーエンス Buy Buy 56,000 62,000
5020 JXTGHD Buy Buy 630 650
2146 UTグループ Buy Buy 2,700 2,850
5411 JFEHD Neutral Neutral 2,020 2,500
5930 文化シャッター Neutral Neutral 1,000 840
5401 新日鉄住金 Neutral Neutral 2,580 2,950
大和証券 7201 日産自動車 2 2
5232 住友大阪セメント 3 3 470 460
8987 エクセレント 2 2

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