トランプ勝利は円高ドル安へ、経営再建中のシャープ投資判断「売り」

シャープ目標株価５０円、レーティング「売り」、トランプ勝利はドル安・円高

シャープの投資評価が低い、一番低い目標株価は５０円、８０円と続き、レーティング「Ｓｅｌｌ・売り」というのが目立った。銀行株は三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループがセクター内でOutparfprmだが、マイナス金利の影響で金融、銀行、損保は人気薄い。いちよし証券がメガチップスを格下げ、ドイツ証券がコーセーの目標株価を引き下げ、みずほ証券がトヨタ自動車のレーティングを「中立」、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券がホンダの目標株価を引き下げた。

総じて輸出関連株が円高による業績見通しの下方修正が株価・レーティング引き下げの理由。１ドル＝１００円まで為替想定レートを見直している。日銀短観では１ドル＝１０５円～１０８円の水準で設定している企業が多かったので、米国大統領選挙後にドル高・円安となり１ドル＝１０８円まで戻れば日本企業の業績は上方修正になる可能性を秘めているが、トランプ勝利となると市場コンセンサスは１ドル＝１００円～９５円という円高予想が多い。

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