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GPIF保有株トップはトヨタ自動車、円安効果で目標株価引き上げ

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GPIF運用益2兆3746億円(2016年7月-9月)




GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2016年第二四半期(7月~9月)運用実績を発表した。3ヵ月間での運用益は2兆3746億円、債券はマイナス金利の影響で損失があったが、組み入れ比率を高めた日本株運用で利益を出している。GPIFが3月末時点より83銘柄増加させて2120銘柄になっていることも注目された。

組み入れ銘柄で一番多いのはトヨタ自動車(7203)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は前回と変わらずだったが、3位は三井住友フィナンシャルグループからNTT(9432)に入れ替わったことが注目された。トランプ次期大統領の政策でメキシコ生産の自動車をアメリカに輸入する関税引き上げが警戒されて、11月9日以降、自動車メーカー株が冴えなかったが1ドル=113円台まで急激な円安になったことでマツダ、日産自動車、ホンダ、トヨタ、富士重工業などに見直し買いが入っている。

SMBC日興証券では完成車メーカーの投資判断をアップデート、日産自動車、三菱自動車、マツダ、ホンダ、トヨタ、富士重工など軒並み目標株価を引き上げている。この日は、クレディスイスが日本株の目標値を日経平均株価2万円に引き上げたレポートを英文でリリースしたことも話題となった。

 

発表主体 コード 銘柄 レーティング 目標株価
SMBC日興 4324 電通 2 2 7,000 5,900
7201 日産自動車 1 1 1,600 1,800
7203 トヨタ自動車 1 1 6,800 8,000
7211 三菱自動車 3 3 420 500
7261 マツダ 2 2 1,780 2,020
7267 ホンダ 2 2 3,400 3,800
7269 スズキ 2 2 3,600 4,000
7270 富士重工業 1 1 4,700 5,700
7272 ヤマハ発動機 2 2 2,300 2,700
5423 東京製鉄 1 1 1,000
5440 共英製鋼 2 2 2,000
7202 いすゞ自動車 1 1 1,600
7205 日野自動車 2 2 1,150
野村 5911 横河ブリッジHD Neutral Buy 1,140 1,510
9058 トランコム Buy Buy 7,700 7,000
8113 ユニ・チャーム Buy Buy 2,750 2,730
7451 三菱食品 Neutral Neutral 3,000 3,500
大和 4704 トレンドマイクロ 1 2 4,380 4,210
2607 不二製油 3 3 2,000 2,200
8253 クレディセゾン 2 2 1,900 2,200
8570 イオンFS 2 2 2,400 2,000

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