AI人工知能、IoT、ビッグデータ、サイバーセキュリティ
AI(人工知能)に関するニュースが増えてきており、株式市場は3月からの新年度相場に注目株式投資テーマとしてAI、ビッグデータ、IoT、サイバーセキュリティへの関心が高まると想定される。
野村アセットマネジメントは「野村グローバルAI関連株式ファンド」を運用開始時に1000億円突破で話題になり、ゴールドマンサックス・アセットマネジメントは「GS グローバル・ビッグデータ投資戦略 愛称:AI ブレイン」が1100億円を超える運用額で開始したことで投資家は「AI・人工知能」に関心が高いことがわかる。
サイバーセキュリティ関連銘柄に投資評価引き上げ
2月に世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が開催された。ここでも注目は最新技術搭載のスマートフォンとセキュリティ機能だった。モバイル端末大手のブラックベリーは、新型スマホ「ブラックベリー Keyone」を発表した。独自セキュリティ高性能ソフトを組み合わせることが可能にした。中国レノボは買収したモトローラモビリティーがアマゾンドットコムの人工知能「アレクサ」を新型スマホに搭載した。
自動運転車開発が進む中で見逃せないのが「車載サイバーセキュリティ」、コネクテッド・カーのサイバー脅威は必要不可欠な問題で世界中の自動車メーカーが自動運転車サイバー攻撃対策部門を設立している。IoT 家電などもサイバー攻撃への対処が必要となり、成長産業のAI、IoT、ビッグデータ、全てにサイバーセキュリティが深く関連してくることになる。
トレンドマイクロ決算はポジティブサプライズとなり各証券会社のアナリストが投資判断を引き上げる動き、国内大手セキュリティーセンターを持つラック(3857)はいちよし証券が目標株価1500円のレポートをリリース、三菱UFJモルガン・スタンレー証券はSCSK(9719)は車載ソフトBSW(QINeS)への期待が株価に織り込まれていないとして投資判断「Over Weight」でレポートをリリースしている。
参考SCSK(9719)車載ソフトセキュリティ レーティング「Over Weight」
参考ラック(3857)、FFRI(3692)国内大手証券レーティング
参考トレンドマイクロ(4704)ポジティブ決算で目標株価引き上げ
参考全ての気配値を見せる「全板サービス無料」キャンペーン
ラック(3857)
トレンドマイクロ(4704)
サイバーセキュリティ関連銘柄
サイバーセキュリティ関連銘柄 | 株価(3/3) | |
2326 | デジタルアーツ | 3,285 |
3040 | ソリトンシステムズ | 1,528 |
3042 | セキュアヴェイル | 728 |
3356 | テリロジー | 352 |
3676 | ハーツユナイテッドグループ | 1,484 |
3692 | FFRI | 5,080 |
3762 | テクマトリックス | 1,228 |
3788 | GMOクラウド | 1,804 |
3857 | ラック | 1,426 |
3967 | エルテス | 10,290 |
4288 | アズジェント | 1,355 |
4344 | ソースネクスト | 634 |
4704 | トレンドマイクロ | 4,955 |
4739 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 3,050 |
4847 | インテリジェント ウェイブ | 578 |
6088 | シグマクシス | 687 |
8056 | 日本ユニシス | 1,491 |
9613 | エヌ・ティ・ティ・データ | 5,370 |
9719 | SCSK | 4,155 |
9735 | セコム | 8,295 |