2017年10大びっくり予想(大和証券)
モルガンスタンレーの世界10大びっくり予想が有名だったが、予想者のバイロン・ウィーン氏の現在はブラック・ストーン副会長になっている。今年も本家本元の「びっくり10大予想」が発表されているが、当たるも八卦、当たらぬも八卦で話題性ということだけで30年以上も続けられている、ある意味スゴイものです。
Byron Wien Announces Ten Surprises for 2017
こうした例に倣ってか大和証券も「2017年の10大びっくり予想」を出している。今年の株式相場予想、為替相場予想、政治リスクなど様々あるが、トランプ相場で世界の株価は上昇、ドル高、米国金利上昇、円安、波乱のトランプ氏の経済政策、日本の防衛費増加、フランス選挙のルペン氏勝利などは現実味があると思う。
米国金利の上昇によりドル高円安が進み、企業業績拡大に期待が高まり株価上昇の要因になるという、2017年のNYダウ予想は21000ドル、日経平均株価予想は21000円~23000円、為替相場予想は1ドル115円~120円で、トランプ相場の継続をメインシナリオとしている。
レポートには前もって「なおこれらの予想はあくまでテール・リスク(発生確率は低いが、発生した場合、影響が大きい)である。年末年始の話題の一つとしてご覧いただきたい。」と記載されている。
波乱含みのトランプ氏の経済政策
「一つの中国」の見直し
米国の AIIB 加盟
防衛コストが増加する日本
TPP の復活
フランス大統領にマリーヌ・ル・ペン氏当選
Brexit のU ターン
イラン核合意の破棄
中国共産党の権力闘争と景気
2 島への主権なき日露平和条約の締結
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 1/17 号 [トランプと世界経済] 中古価格 |