海外投資家が注目する食品セクター１１銘柄（みずほ証券レポート）

北米機関投資家訪問３１社とミーティング

みずほ証券が北米機関投資家訪問にて議論になった日本株投資や、海外投資家から関心の高かった１１銘柄などについて報告するレポートをリリースしている。機関投資家訪問は１０月２日から９日に、ニューヨーク、ボストン、トロント、シカゴ、サンフランシスコ、ロスアンゼルスの６都市を訪問、３１社の機関投資家をミーティングを行った。

ミーティングを重ねた海外機関投資家の多くから、堅調な日本株物色の中で株価パフォーマンスが出遅れている食品セクターに物色対象を探る動きが強まってきているという。

アサヒグループが１０年ぶりの値上げを発表して、ビール大手３社の株価が大幅高になった時期でもあり、海外投資家から値上げの環境に対する見方、アサヒ値上げによりキリン、サッポロが追随値上げする可能性や、消費者が値上げに伴うビール離れを懸念する声もあった。

ロングオンリー（買い専門）の投資家からは、食品セクター全体の値上げ、海外利益拡大ポテンシャル、過熱式たばこ税制改正の可能性などが主なテーマとして話された。ロング・ショートファンドとの議論では、人手不足による労務費、物流費の上昇インパクト、円安の影響、今後の値上げポテンシャル、投資テーマ別の銘柄遠別が話題の中心になったという。

アナリストレポート無料で読める証券会社
１岡三オンライン証券
２ＳＢＩ証券
３GMOクリック証券
４岩井コスモ証券
５丸三証券
６マネックス証券

北米機関投資家訪問で注目された１１銘柄