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日経平均連騰記録16日連続高、欧州投資家が日本株を2兆円買い越し

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欧州投資家が日本株を2兆円買い越し

日経平均株価連続高最長記録

10月の日本株は過去に例を見ないほど強い上昇相場となった。日経平均株価は16日連続高で過去最高を記録した、10月は2営業日だけ下落というほぼ全勝となる月間だった。

日本株上昇の背景には外国人投資家の買いがある、特に欧州投資家から日本株買いが継続した。衆院選挙で安倍自民党が想定以上の勝利、安定した政治は海外投資家に好まれる必須条件。そして企業業績からファンダメンタルズ面でも日本株は割安だという評価。

投資家別売買動向では海外投資家が2兆3000億円の大幅買い越し、特に欧州勢が2兆円の買い越しとなった。北米勢は2000億円、アジア勢は1000億円の買い越し。

マーケット関係者の間で売買手口に注目されるのが、クレディスイス証券の先物売買手口が話題に挙がる。クレディスイスは買い手口、売り手口とものボリュームが多く、尚且つ売買頻度が激しい、買いと売りを目まぐるしく入れ替えて回転させながら大幅買い越しが相場を押し上げるインパクトが大きかった。

11月に上昇相場が一服した背景は為替相場

とにかく過去の記録を塗り替える10月の上昇相場から、11月になると日経平均株価は23000円台の高値を形成後に、1日の値幅が800円超という大きな調整に入った。急ピッチな上昇についていけなかった投資家が、押し目買い意欲が強く日本株は底堅いが、株価下落の原因にドル円為替相場の影響が大きかったと思われる。

外為市場ではドル高・円安に進み、折しも日経平均株価とニューヨークダウ30種平均が接近したことも売り材料となりやすい。12月12日~13日に開催されるFOMCでFRBは政策金利を引き上げると観測されている。市場関係者の大半は米利上げが織り込み済みとの認識、シカゴ投機筋はドル買い・円売り先物ポジションを大幅に積み上げてきている。

それにも関わらずドルが売られるのは、トランプ政権のロシア疑惑、米国税制改革法案の不透明、ドイツ連立政権交渉の決裂はメルケル政権が少数与党内閣になる懸念、欧米の政治的要因が大きく左右している模様。

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大手3証券会社のレーティング情報一覧

コード 銘柄 レーティング 目標株価
SMBC日興 2267 ヤクルト本社 2 2 5,800 8,200
5105 東洋ゴム 1 1 2,600 2,800
5801 古河電工 1 1 6,800 6,700
5802 住友電工 2 2 2,000 2,030
5803 フジクラ 2 2 1,020 1,080
5929 三和HD 1 1 1,350 1,550
6146 ディスコ 2 2 22,000 22,500
8830 住友不動産 1 1 4,800 4,900
野村證券 3468 スターアジア不 新規 Neutral 114,000
3453 ケネディクス商業 Buy Buy 272,000 266,000
9684 スクエニHD Buy Buy 4,500 6,200
4246 DNC Neutral Neutral 1,850 2,000
7276 小糸製作所 Neutral Neutral 6,800 7,600
5002 昭和シェル石油 Neutral Neutral 1,160 1,390
4042 東ソー Buy Buy 2,720 2,900
4911 資生堂 Neutral Neutral 4,500 5,070
みずほ証券 7974 任天堂 買い 買い 55,000 60,000

 

為替ユーロの反応ドイツのメルケル首相連立交渉が決裂

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